介護用品の手すりは様々な種類があります。
玄関用・トイレ用・お風呂用の3種類が一般的ですが、形状や高さはバリエーションが豊富です。 おそらく、介護用品の中で一番悩むのが手すりではないでしょうか?
手すりを選ぶ際、まずどこに手すりを取り付けるか決めておきましょう。
玄関にトイレ用の手すりは取り付けできませんし、お風呂に玄関用では高さが合いません。
このため、どのような場所に手すりを取り付けたいか最初に決めることが重要です。 それぞれ場所に合わせた手すりが販売されており、取り付け方法も少々異なります。
取り付ける場所を決めたら、次は手すりを取り付ける高さを決めましょう。
例えば玄関に手すりを取り付けるなら、玄関からの高さを元に決めることになります。
通常は大体地上から75cm前後になりますが、身長や手の位置によって変わってきます。高齢者の体格に応じて、適切な高さのものを選ぶようにしましょう。
杖を使われている方は、杖の高さが手すりの高さの目安になります。
手すりの高さは重要です。 高すぎてもいけませんし、逆に低すぎても腰に大きな負担をかけてしまいます。
また立ち上がるときに掴まるため、高さが足りないと立ち上がれません。 家族で相談し、使いやすい高さのものを選んでください。
選ぶ際には手すりの太さも考慮する必要が出てきます。
一般的な手すりの太さは3~4cmほどですが、製品により若干のばらつきがあります。
高齢者の握力によって変わりますので、太いから良いというわけでもありません。
手すりから手を滑らせると転倒するおそれがあり、事故にもつながります。 握りやすい手すりの太さは個人差があるため、家族とじっくり相談してみましょう。
手すりの形状も重要です。
一般的な介護用品の手すりは、製品により形状が少し違います。
通常のものは丸い形をしていますが、楕円型の手すりもあります。 握りやすさに少し影響しますので、グリップ力のある形状を選ぶようにしましょう。
小判のような形をした手すりは、玄関用に良く使われている形状です。
洋式トイレ用の手すりを選ぶ場合、固定方法に注目してみましょう。
床にねじで固定するタイプのものと、トイレ本体に固定するタイプがあります。
床に固定するタイプは頑丈ですが、賃貸物件では使用することができません。 賃貸ならトイレ本体へ固定するタイプの手すりを選ぶようにしましょう。
手すりは利用する場所によって選び方も様々です。
どのようなタイプにしても、高さと形状、太さの3つは確認しておきましょう。 家族が使いやすいものを選ぶことが重要です。
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